【食品工場】今日の雑学【品質管理】

食品工場の品質管理の皆様に捧げるちょっとした雑学

No4 おいしいコーヒーの淹れ方(ペーパードリップ編)

豆からコーヒーを抽出する方法はサイフォンやエスプレッソなどいろいろな方法がありますが、今回はペーパードリップでおいしいコーヒーを抽出する方法をご紹介します

 

①豆は一人前10~12gを準備し、「中細引き(グラニュー糖の粒程度の大きさ)」で粉末にする。

※細かすぎると苦みが出やすくなってまい、荒すぎると風味が出にくくなってしまいます。

 

➁ドリッパーに粉を入れて平らにならす。

※お湯が均等にかかるようにするため、軽くたたいてならします。

 

➂お湯は92~96℃。

 最初は粉全体にお湯がしみこむ程度にお湯を注ぎ、20~30秒蒸らします。

※この工程で豆からおいしさが抽出されます。

 

④中央に小さな円を描くようにやさしくお湯を注ぎます。

 ➂の工程で抽出したおいしさと豆の香りをお湯に溶かして流すイメージでたっぷりお湯を注ぐ。

 

➄表面の泡が崩れないうちに、3回目、4回目と少しずつお湯を注ぐ。

 コーヒーのおいしさをお湯に溶かし切り、コーヒーの濃さを調節するイメージで注ぐ。

 

⑥出来上がりの量になったら、ドリッパーから液が落ち切る前にドリッパーをサーバーから外す。

※ドリッパーの液を落とし切ってしまうとコーヒーの苦みが増します。

 

⑦➂~⑥の工程を2分30秒~3分間で完了させるのが目安です。

※抽出するコーヒーの量が増えた場合はこの限りではありません。 

 

⑧冷めないうちにどうぞ。